データベースエンジニアのお仕事情報局

データベースエンジニアとして自信があるならフリーランスとしての活躍も!

自信があるならフリーランスに挑戦

データベースエンジニアとして仕事をする上で大切なことは、通常のビジネスパーソンに求められるものと基本的に変わりません。業務内容に対する専門的なスキルや知識はもちろんのこと、仕事に対する主体的な姿勢が大切です。指示待ち人間はどこの世界であってももはや通用せず、自分の頭で考えて行動できる人が求められます。そしてその意味では、フリーランスとして活躍する道も開けています。自分の実力次第では、フリーランスとして高い評価を受けて、金銭的にも満足の行く生活を送ることが可能なのです。

自信があるならフリーランスに挑戦


フリーランスという働き方

フリーランスという働き方には、会社勤めでは考えられないほど厳しい側面があります。会社勤めであれば毎月一定の収入が得られて、社会保険にも加入することができ、また福利厚生など安定した身分を得ることができます。
しかしフリーランスの場合、収入は不安定で仕事が無ければ収入は無く、生活の保障もありません。もっともフリーランスには時間も仕事の選択も自分次第というメリットがあります。フリーランスは仕事を完成させて、その対価としての報酬を得るという契約であるため、仕事の完成に掛かる時間は問題ではないのです。そのため単価の高い仕事を獲得できれば、その分収入が上がり、仮に仕事を受注していない空白期間が生まれても、年間で平均すれば問題のない生活を送ることができるのです。もちろんフリーランスは、手にする報酬をすべて自分の自由に使える訳ではありません。税金や諸経費を支払うことも、自分で行わなければならないのです。

良くも悪くも自己責任

フリーランスが最も気を付けなければならないのは、会社勤め以上に体が資本になることです。仕事を受注すれば、基本的にそれを完成させる責任は自分一人にあり、病気や怪我で突発的に働けなくなっても、代わりになる人はいません。メンタルヘルスも重要であり、モチベーションを常に保ち続けることも容易ではありません。
しかしその反面、代わりになるような人がいないだけの高い実力を持っていて、それを評価されている人であれば、当然引っ張りだこになります。自分の頭で考えて動く主体性を持って、自分の実力に常に磨きをかけており、現場で柔軟に対応できる専門的なスキルや知識に加えて、対人スキルも重要です。フリーランスは会社勤めとは異なり、毎回異なる仕事の現場において、新しい人間関係を築き上げる必要があります。
もちろんクライアントとの信頼関係も大切で、相手の立場に立って物を考えることができて、それを行動で示すことにより、「また一緒に仕事をしたい」と思わせることができれば、仕事の継続的な依頼や、更に他のクライアントを紹介してもらうことにもつながるのです。

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取得しておきたいDB資格

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データベースエンジニアにとって、専門資格は取って損がないどころか、取らなければ仕事にならない、という場合もあるほど重要です。国家資格には、「情報処理技術者試験」がありますし、ベンダー資格の中でも知名度が高い「オラクルマスター」は、Oracle製品を扱う企業の多くで必須です。また「OSS-DB技術者認定試験」は、特定の企業や製品に特化したものではないものの、今後OSS製品を扱う企業が増えるにつれて、重要度が高まりそうです。

内定後の給与交渉は慎重に

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転職活動は、在職中から始めるのが鉄則とはいえ、現実問題として悩ましい状況を生みます。いまだ採用とは決まっていない面接の段階では、やたら権利の主張ばかりするような印象を与えるのは、得策ではありません。しかし収入についてあまりはっきりとは示されていない場合や、あるいは現職よりも下がりそうな場合に、内定後であれば、多少交渉の余地はあるかもしれません。もっとも大抵の企業は給与の査定基準を定めており、また転職当初は下がっても実績を上げれば評価も自ずと高くなるものです。

気になる年収はどれぐらい?

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データベースエンジニアの収入は、平均的には20代の340万円から40代の600万円というのが一応の目安ですが、もちろん年齢や経験や資格の取得などに応じて推移します。その上ボーナスの支給もありますが、残業代の支払いは会社によって異なるようです。労働環境が厳しいといわれるITエンジニアの中でもデータベースエンジニアは、一月の残業時間が100時間を超えることが珍しくない上に、忙しければ月160時間に及ぶなど、相当の覚悟が必要です。