データベースエンジニアのお仕事情報局

データベースエンジニア入門者のための求人探しやおすすめ書籍など、お役立ち情報をご紹介

入門者に有益な記事

これからデータベースエンジニアを目指す入門者は、データベースエンジニアに課せられる真の役割を正しく理解しておくことが大切です。それによってデータベースを学ぶ上でもより広角的な視点で知識を得ることができるでしょう。独学で勉強するには、使いやすい専門書が必須ですので、入門者におすすめの専門書を何冊かご紹介します。くじけずに読み進めてみてください。ITエンジニアの求人市場には「未経験者OK」の求人もありますので、みつけたら応募してみましょう。

求められる真のエンジニア

求められる真のエンジニア

データベースエンジニアの仕事は、コンピュータの存在意義と深く関わるものであり、社会のIT化が進む中で、小手先ではもはや通用しなくなっています。というのもこれまでであれば、目先の処理のためのアプリケーションを中心に据えることで、それぞれの業務領域ごとの縦割りとなり、データが重複するなどシステム全体として最適とはいえないシステムが、まかり通ってきたからです。今やデータ中心に考えて、システム全体を俯瞰するような、真のデータベースエンジニアが求められているのです。

独学者にオススメの専門書

独学者にオススメの専門書

データベースエンジニアになるために、基本となる良書を選んで学習し、現場での実務につなげることは大切な過程です。「ベテランが丁寧に教えてくれる データベースの知識と実務」は、各種試験対策にも活用されるなど、基礎知識の習得に役立ちます。また「達人に学ぶSQL徹底指南書」はタイトル通り、データベースエンジニアにとって必須の専門言語の扱い方を凝縮しています。更に「SQLアンチパターン」は、具体的な事例を読み進める中で、実力が身に付く仕掛けになっています。

未経験でも転職できる

未経験でも転職できる

エンジニアの売り手市場が続く中、未経験からの転職は、「案ずるより産むが易し」といえます。大学や専門学校などに通って、基礎知識を身に付けているのであれば、まずはその学校経由の就職情報を活用しましょう。また転職サイトやハローワークで「未経験者OK」の条件で検索するのも、充分見込みがあります。もちろん未経験であれば、アピールポイントは限られますが、熱意の他に、コミュニケーションスキルは大きな武器となるでしょう。

おすすめコラム集

取得しておきたいDB資格

取得しておきたいDB資格

データベースエンジニアにとって、専門資格は取って損がないどころか、取らなければ仕事にならない、という場合もあるほど重要です。国家資格には、「情報処理技術者試験」がありますし、ベンダー資格の中でも知名度が高い「オラクルマスター」は、Oracle製品を扱う企業の多くで必須です。また「OSS-DB技術者認定試験」は、特定の企業や製品に特化したものではないものの、今後OSS製品を扱う企業が増えるにつれて、重要度が高まりそうです。

内定後の給与交渉は慎重に

内定後の給与交渉は慎重に

転職活動は、在職中から始めるのが鉄則とはいえ、現実問題として悩ましい状況を生みます。いまだ採用とは決まっていない面接の段階では、やたら権利の主張ばかりするような印象を与えるのは、得策ではありません。しかし収入についてあまりはっきりとは示されていない場合や、あるいは現職よりも下がりそうな場合に、内定後であれば、多少交渉の余地はあるかもしれません。もっとも大抵の企業は給与の査定基準を定めており、また転職当初は下がっても実績を上げれば評価も自ずと高くなるものです。

気になる年収はどれぐらい?

気になる年収はどれぐらい?

データベースエンジニアの収入は、平均的には20代の340万円から40代の600万円というのが一応の目安ですが、もちろん年齢や経験や資格の取得などに応じて推移します。その上ボーナスの支給もありますが、残業代の支払いは会社によって異なるようです。労働環境が厳しいといわれるITエンジニアの中でもデータベースエンジニアは、一月の残業時間が100時間を超えることが珍しくない上に、忙しければ月160時間に及ぶなど、相当の覚悟が必要です。